年末の雰囲気が立ち込めつつある11月末ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回はチラ裏のメモ的な内容を変更してお送りします。
先日幕張メッセで開催されたInterBEE2014では、多くのお客様にお越し頂き誠にありがとうございました。
弊社ではZixiと呼ばれるソフトウェアの展示をし、その挙動をご覧頂くというシンプルなデモを実施しておりました。
ZixiはIPを使って映像を伝送する際のパケットロスを修復し、修復された映像データの受けとる事が出来る仕組みです。
伝送の際には一般回線を使用してクラウドを経由する事も可能で、UDPベースの特別なプロトコル(zixi://)を使用して通信をします。
IPで映像が送られて来ますので受信側では映像をデコードしてUDPベースでマルチキャスト出力したりASIで出力して別のシステムに渡す事が出来る他、送られてくるIPデータを受信する装置によってはSDIに戻して後段のスイッチャーなどのワークフローに組み込む事も可能です。
詳しくは弊社のホームページをご参照ください。比較動画も掲載しています。
Zixi:
http://www.dpsj.co.jp/products/zixi/zixi.html
この技術は今後普及が見込まれる4KやHEVCに既に対応しています。
ちなみに、本日、一般のインターネット回線(フレッツ光などの光ファイバー)を使用して4K映像を伝送するテストを実施したところ、専用線を使用しないでも4K映像を伝送する事が出来る事を確認しました。
今度弊社で実施予定のセミナーでは、この4K映像の伝送も実演予定です。
最先端 IP ベース・ビデオストリーム・テクノロジーセミナー:
http://www.dpsj.co.jp/news/2014/11/12/3575.html
4K以外にも面白い製品の実演を予定しておりますので、皆様ご都合宜しければご参加頂けますと幸甚です。
どうやってパケットロスを修復しているのか? IPベースのワークフローはどのようになるのか? などなど・・・今後IPをベースにしたワークフローの参考になるような内容に出来ればなぁと考えております。
なお、チラ裏メモとしてはiPhone6と6+のFacetimeにはHEVCが使われていますという所で今回はお開きに致します。