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ポケモン GO は AR (拡張現実)アプリの未来を示すか(Wowza Blog 訳)

原文: Pokémon Go Shows the Promise of Augmented Reality Apps

投稿者: Vijay Parvatikar

 

 

みんなポケモン Go の話題で持ち切りですね、ここ 2 週間程度のこと(記事投稿時では日本未リリース)にも関わらず、3000 万ダウンロードの見込みと、3500 万ドルの収益を集めたそうです。あらゆるアプリにとって衝撃的な数字ですが、興味深いのは AR (拡張現実)の未来におけるシグナルではないかという点です。最先端技術は常に大多数にウケるのかどうかという疑問を抱かせますが、短命で非常に中傷を受けた Google Glass があって以降、多くの人が AR をニッチな存在として見るようになったのです。しかし、ポケモン Go は AR 体験に興味を持つ人(様々な人口統計を渡った数千万もの人たち)がいることを決定的に証明してみせたのです。

Google Glass と違って、ポケモン Go はスマフォとデータ回線があれば特別な装備が必要ありません。そして、企業にとっては大事な教訓とも言えます。選手情報を重ねて見るサッカーのライブ中継や、市内観光で有名な建物の 200 年前の姿を見るといった、ありとあらゆるエンターテイメントと情報のアプリケーションに莫大なポテンシャルが AR には存在するのです。

AR をあなたのビジネスに用いる最高の方法は何でしょう? Wowza GoCoder SDK は、あらゆる種類のモバイル・ライブビデオ体験、もちろん AR 含め構築可能です。ビデオストリームに送られる前にビデオフレームのカスタム処理を実現する GoCoder SDK の拡張性を示す簡単なデモを作ってみました。

このデモでは、カスタムのイメージ(Wowza Ninja の顔)とテキストがビデオストリーム上に描画されています。Wowza Ninja の顔の位置と大きさはモバイル端末のカメラインターフェースか取得できる顔認識(facial-recognition)データを使って変化するようになっています。

これらの機能をリアルタイムにモバイル端末の GPS 情報と組み合わせることで、空がモバイル端末上のユニークな AR 体験を作るための限界と言えるかもしれません。

 

投稿者(Vijay Parvatikar):

グラフィクス構築やマルチメディア、TV Everywhere 製品で 15 年以上の経験を持つ、技術とプロダクトマネジメントのプロフェッショナル。現在は Wowza 社のシニアプロダクトマネージャ。