日本デジタル・プロセシング・システムズ株式会社(本社:東京都中野区 代表取締役:難波田 哲史 略称: DPSJ)は、Mediaproxy 社(本社: オーストラリア、メルボルン)製品の日本国内における販売代理店契約を締結しました。Mediaproxy の製品は、放送局や OTT など配信事業者にとって重要な役割を果たします。ライブや録画されたコンテンツのコンプライアンス・ロギング(法定同録)や映像のモニタリング、さらにアナリティクスといった高度な機能をソフトウェアベースで提供し、放送や配信サービスにおける品質の確保、技術的な問題の監視を行うことができます。既に 60 カ国 20,000 チャンネル以上の導入実績を持ち、放送局エンジニアによって設計と開発された堅牢なソリューションです。
Mediaproxy が提供する 3 つの能力
1. コンプライアンス
放送局や配信事業者に求められるメディアコンプライアンスに必要となる広範な機能を提供します。あらゆるメディア形式(4K、HDR、SDI、HLS など)に対応し、録画、レビュー、ライブモニタリング、検索、トランスコードまで可能にします。字幕(CEA-608/708、Teletext、DVB Subtitle、SCTE-27 など)の監視も対応しています。
2. モニタリング
最高レベルのサービス品質と体験を維持するための監視ソリューションです。Mediaproxy は、放送局や OTT ソースからのライブストリームを監視するための、ハイブリッドなソフトウェアベースの IP マルチビューワーを提供します。
3. アナリティクス
オンエア中に発生したインシデントに迅速に対処するための包括的なアナリティクス機能を提供します。ライブおよびファイルベースのトランスポートストリーム分析や、クローズドキャプション分析、フィンガープリント技術を活用した競合広告のトラッキング分析やオーディオロイヤリティの調整、外部視聴率データとの連携による視聴率の確認と比較、分析などを可能にします。
Mediaproxy の特徴
Mediaproxy は、高い信頼性と柔軟性を必要とする法令遵守のロギングアプリケーションに端を発し、瞬く間に世界中から最も信頼されるロギングおよびモニタリングプラットフォームとなりました。約 20 年間、この分野の開発を常に牽引してきた結果、常に新しいイノベーションで道を切り開いてきました。
確かな技術力
堅牢で革新的な技術を開発することが、私たちの仕事の核心です。最新の開発手法を採用し、品質工学を重視することで、汎用性の高いソリューションを提供し、お客様がより良いサービスを提供し、より効果的なインシデントマネジメントを支えます。
コストの削減
あらゆる放送環境や規格とシームレスに連携できるように設計されています。必要なコンポーネントのみを選択することで、投資を大幅に削減することができます。また、これらのコンポーネントは独立して動作することができ、放送局が信頼できる耐障害性の高いソリューションを提供します。
機敏な体制
従来からの放送チャンネルやストリーミングサービス、モバイルプラットフォームなど幅広い分野では、より多くのコンテンツを配信しなければならず、しかも規模や要件の変化に素早く対応しなくてはならないという課題に直面しています。Mediaproxy のソフトウェアベース IP ソリューションは、要件に合わせて進化し、常に再投資することなく透明性のあるアップグレードパスを提供します。
将来を見据える
コアとなる LogServer プラットフォームは容易に仮想化が可能です。AWS や Azure などのクラウドプロバイダーとのシームレスな連携を実現します。柔軟なソフトウェアインターフェースにより、既存の放送ワークフローとの連携や、お客様の要件が変化した際の迅速なソリューションのカスタマイズが可能です。
DPSJ
ホール 4 、小間番号: #4C20(Media over IP Pavilion 内)
DPSJ は、幕張メッセで開催される Interop Tokyo 2023 にブースを出展し、Mediaproxy を初展示します。新製品をご覧にいただける絶好の機会です。是非、DPSJ ブースにお立ち寄りください。
会期: 2023 年 6 月 14(水) 〜 6 月 16 日 (金)