日本デジタル・プロセシング・システムズ株式会社(本社:東京都中野区 代表取締役:難波田 哲史 略称: DPSJ)は Telestream (本社: 米国、ネバダ州)社との間で、ファイルベース自動 QC (品質検査)ソリューション「Vidchecker」(ビドチェッカー)の販売代理店契約を締結したことを発表しました。DPSJ は 2010 年よりエンコード・トランスコードによって生成されたメディアファイルが正しいフォーマットであるか、視覚・聴覚において正常であるかを検査し精査するファイル QC ソリューションへの取り組みを続けてきましたが、要望に対して必要以上に大掛かりなシステムになりがちでした。この度 Vidchecker 販売代理店となったことで、ファイル QC 分野のさらなる拡充と強化が実現し、よりライトにファイル QC 環境を実現したい顧客に対してリーズナブルに提供することが可能になります。また、今までの取り組みから得られた知見や技術を活かして、様々なファイル QC の要望へ柔軟に対応できるようになります。
ファイル QC の必要性
ビデオ・オーディオメディアのファイルベース化が進んだ現在、メディアファイルを扱うすべての方々にとってファイル QC は非常に重要なプロセスであり、メディアワークフローのボトルネックにもなり得ます。エンコードやトランスコードで生成されたメディアファイルのフォーマットが正しいか、ノイズが内在していないかを人的リソースで確認することは、生産されるメディアファイルの量に対して不可能となってきています。また、プレイヤーでの再生、メディア情報確認ツール(Mediainfo 等)だけでは発見できない、または見逃してしまうものが多く存在します。ファイルベースのワークフローにとってファイル QC は、ミッションクリティカルな問題と言えます。
Vidchecker 販売代理店として
DPSJ がこれまで培ってきたファイルベースの QC に関するナレッジベースを活かして、ファイル QC の普及を拡げていきたいと考えています。また、ファイルベース・ワークフローに必要なエンコード・トランスコード技術や知識においても、DPSJ は 15 年以上に及ぶ経験の優位性を持っています。DPSJ は Telestream 社と Vidchecker 製品の販売代理店として契約を締結しました。
Vidchecker について
Vidchecker は、”簡単”・”高速”・”正確”・”包括的”にファイルベースのメディアの QC (品質検査)を制御する、高い費用対効果を兼ね備えた自動化ソフトウェアソリューションです。配信前または後のファイルベースビデオのチェックや、ポストプロダクションやコンテンツ業者から受け取ったファイルのビデオ・オーディオパラメータ、レベルが正しく放送用に準拠しているか放送局が確認する用途に最適化されています。1 台のワークステーションから、巨大なスループットを必要とするエンタープライズな構成まで、スケーラブルに対応することが可能です。
Telestream 社について
Telestream 社(テレストリーム 所在: アメリカ)は 1998 年に設立され、どのように作成されるのか、配布されるのか、見られるのかに関係なく、どんな視聴者にもビデオコンテンツを手に入れられるようにするための製品が、Telestream 社の専門分野です。
DPSJ について
DPSJ (日本デジタル・プロセシング・システムズ株式会社)は、ビデオ・オーディオメディアにおけるストリーミング配信やファイルベース、IPベースのワークフローで、未来も活用できるソリューションを包括的にカバーし、革新的且つフレキシブル、スケーラブル、リーズナブルなプロフェッショナル向けソフトウェアとハードウェアの販売およびサポートを提供します。
【本件に関するお問い合わせ先】
- 企業名: 日本デジタル・プロセシング・システムズ株式会社
- 担当者名: 木村国中
- TEL: 03-6746-0231
- Email: [email protected]