MENU

史上初 4K 3D 120FPS 上映 ! 数々の名作を手がけた Trumbull Studios (トランブルスタジオ)と、eyeon Software (アイオンソフトウェア)社 共同で発表

2014 年 5 月 8 日

日本デジタル・プロセシング・システムズ株式会社(本社:東京都中野区 代表取締役社長:青木 公平 略称:DPSJ)が国内代理店を務める、プロフェッショナル・コンポジション & VFX ソフトウェア「Fusion」(フュージョン)の開発元である eyeon Software 社が、Trumbull Studios 社と共同で 4K 3D 120FPS の実験的映像作品「UFOTOG」を公開したことを発表しました。Trumbull Studios 社の Douglas Trumbull 氏は、名作映画「2001 年宇宙の旅」や「未知との遭遇」、「ブレードランナー」のビジュアルエフェクトを手がけた、業界の伝説的な人として知られています。

 

 

2014 年 5 月(トロント、カナダ):
eyeon Software 社と Trumbull Studios 社は、共同で「UFOTOG」(4K 3D 秒 120 コマという途轍もない制作を伴う 10 分間のテクノロジーデモムービー作品)の最初のパブリック上映を行ったことを発表しました。このムービーはアカデミー賞® 受賞歴を持つ Douglas Trumbull 氏を監督に Trumbull Studios 社で制作され、この実験的な SF アドベンチャーから MAGI™ と呼ばれる Trumbull Studios 社の新プロセスを見ることができます。この新しい映像手法によって、オーディエンスは従来の 24 FPS (秒 24 コマ)や 3D の標準規格では成し得なかった強力なインパクトと、熱中する感覚の体験をすることができるようになります。

Trumbull Studios 社が、プロダクション向けソリューションの先駆者である eyeon Software 社を頼りにしたのは、同社が UFOTOG という Trumbull Studios 社の先進的な展望に必要とされるテクノロジーを提供できる唯一の開発会社であったためです。その結果、eyeon Software 社の製品である Fusion、Generation、Connection、Dimension は、今まで聞いたこともないインパクトを持つ 4K 解像度を毎秒 120 コマで再生する という 3D ムービーを実現しました。Trumbull Studios 社は、現在の映画パラダイムを超越したムービーを作るため、eyeon Software 社とチームを組みました。

 

Steve Roberts (eyeon Software 社、CEO 兼 UFOTOG プロデューサー):

「次の進化ともいうべき映画に関係して、業界のヒーローのような方と仕事を共にすることは、逃すことのできない機会です。Trumbull 氏の前向きな考えに関与することで、eyeon 社は再び技術を開発し押上げただけでなく、我々のルーツに回帰させました。実際に我々独自のツールをこのような独創的且つ天才的な制作に使っていただくことが、最高のアプリケーションにするための最も効果的な方法だと考えます。」

 

Trumbull 氏の先駆的な活動には、業界プロによって広く称賛された 70mm 60 FPS SHOWSCAN プロセスでのアカデミー賞受賞も含まれます。Trumbull 氏がイニシアチブをとった目的のひとつは、より大きなスクリーンで、且つより明るく、そして高フレームレートを 2K や 4K で上映するという、テレビやノート PC、タブレット、スマートフォンなどでは代替できない映画鑑賞経験が、未来の映画産業の成功に必要であることを見せることなのです。

 

上映情報

UFOTOG は、2014 年 5 月 11 日(日) Paul Allen の Seattle Cinerama Theater にて、Science Fiction Film Festival のヘッドラインイベントとして、「2001 年宇宙の旅」と「未知との遭遇」の特別上映と合わせてプレミア公開される予定です。さらに Trumbull 氏は 5 月 9 日(金)に、没頭させるような映画の探求を始めた原点とも言える映画「ブレインストーム」を紹介します。

■ Doug Trumbull について

Trumbull 氏は、「2001 年宇宙の旅」や「未知との遭遇」、「ブレードランナー」などの映画におけるビジュアルエフェクトワークのパイオニアとして伝説的な人物というだけでなく、「サイレント・ランニング」や「ブレインストーム」を監督。さらに、「バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライド」や、ラスベガスのルクソールピラミッドホテルでの巨大スクリーン、高フレームレートを使ったアトラクション三部作といった特殊な上映空間のプロジェクトなどの業績があります。

■ UFOTOG について:

原作・監督: Douglas Trumbull

製作: Julia Hobart Trumbull、Steve Roberts

エグゼクティブ・プロデューサー: Donald Rosenfeld、Andreas Roald

主演: Ryan Winkles

フォトグラフィー・ディレクター: Richard Sands

音楽: Claes Nystrom

eyeon Software 社による協力の元 Trumbull Studios 社にて制作された作品です。

■ eyeon Software Inc. について

クリエータ目線で開発し続けるコンポジション・ソフトウェアメーカー - eyeon Software 社(カナダ)の Fusion は、ニューヨークの映像プロダクションのインハウスソフトとして誕生した、ノードベースの合成 / VFX ソフトウェアです。25 年の歴史を持ち、数多くの映画や TV、TVCM における CG 合成・ VFX 制作を支えてきました。

 

各社の社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。

以上

 

■ 日本デジタル・プロセシング・システムズ株式会社とは?

日本デジタル・プロセシング・システムズ株式会社はデジタル映像の制作・配信・管理に関わる機器とソフトウェアの販売、及びソリューション提供を専門に行う会社です。

動画エンコードに関するプロフェッショナル企業として、エンコード関連機器や動画編集システム、合成及びVFX 関連のソフトウェアなど、海外の最新機器やソフトウェアを日本に紹介・販売しています。

【本件に関するお問い合わせ】
  • 会社名: 日本デジタル・プロセシング・システムズ株式会社
  • 担当者: 木村(きむら)
  • TEL: 03-6746-0231
  • FAX: 03-6746-0232