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Windowsベースの映像用コンポジティング&VFXソフトウェア「Fusion」の
最新バージョンが発表されました。
究極のインタラクティブ環境を目指すFusionが更に飛躍します。
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ラスベガス(米ネバダ州)で開催されている世界最大の放送機器展NAB2008ブース番号SL2616にて:
eyeon Software Inc.(カナダ、以後eyeon社)は、映像合成・VFXソフトウェア「Fusion」の最新バージョン5.3を同会場にて初披露しました。
Fusion 5.3は、eyeon社によるサブスクリプションプログラムが実施されるようになってから2度目のメジャーアップグレードとなります。サブスクリプション購入者かつ期間内のユーザーは無償でアップグレードが可能です。
アップグレードに含まれる機能(抜粋):
・ パーティクル機能のマルチスレッド処理
・ レンジマスクツール
・ スティッキーノートツール
・ (新)アンダーレイツール
・ (新)バリブラーツール(ピクセル単位の可変ブラー)
・ トランスフォーム、マージ、レターボックスツール用のフィルターモード
・ UIおよびワークフローの拡張
Fusion 5.3から、仮想と物理メモリの両方で4ギガまでしかアクセスできない制限をFusion x64が打ち破ります。eyeon社の持つ広範な開発経験から安全にマルチコア、マルチスレッドの利点を得ることができます。それによってFusionアーティストはより一層のインタラクティブ性を高めるために必要なRAMやシステムリソースを活用することができるようになります。
「64ビットマシンを完全に利用することができるソフトウェアの必要条件とは、マシンの性能と協力体制になっていなくてはならないということです。たくさんのメモリと高いプロセッサ速度があっても、それさえ使えていない、つまり64ビットマシンに32ビットのソフトウェアを動かしているだけに見えるものは無駄に感じますし、少し悲しくもあります。視覚効果の需要は絶えず拡大し、ハードルは高くなっています。アーティストにかかるより多く、より良く、より速くというプレッシャーが膨らんでいく中、ツールがそれをやってのけている現場で働いる時は非常に刺激的です。私はVFXチームに所属し作業を回していくパートで、64ビットのアプリケーションを走らせて、より速くよりパワフルなマシンを使うことができる幸運なところにいるのだと思います。Fusionはそのパラダイムにフィットしますし、64ビット版のリリースを心待ちにしていました。」Aurore de Blois, Sr(Aurora FX社 コンポジター)
アップグレードはサブスクリプション購入者に提供されます。上記の機能以外に、OFXプラグインのサポート、新たにベクターモーションブラーツールの追加、3Dシーンインポートの拡張、GPU処理による3D LUTの高速化、DPX・Cineon・OpenEXRのメタデータハンドリングを拡張、Pythonスクリプトとトラッカーの新たな無限サブピクセル精度法などが含まれます。Fusion 5.3とFusion x64の新しいツールとアップグレードと共にこれらの機能を、機能リクエストや素早いリリースに応えるよう提供します。
「Fusion x64のリリースによって、eyeon社が最新のワークステーションから最大限のパフォーマンスを引き出していることを示せたと思います。最近のエフェクトショットにおける複雑化や高解像度化に、アーティストは使用できる全てのメモリを必要としFusion x64がそれをサポートします」Isaac Guenard(eyeon社 シニアプロダクトマネージャ)
Fusion 5.3とFusion x64は無償でサブスクリプション購入者に提供されます。(日本ではDPSJホームページ www.dpsj.co.jp 内「お客様専用ページ」よりダウンロードの予定)
注)現在DPSJではFusion x64(64ビット版)のサポートに関しては未定です。
各社の社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。
以上
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