2014 年 1 月 8 日
日本デジタル・プロセシング・システムズ株式会社(https://www.dpsj.co.jp/)
日本デジタル・プロセシング・システムズ株式会社(本社:東京都中野区 代表取締役社長:青木 公平 略称:DPSJ)は、Digimetrics 社(オクラホマ、米国)の自動処理、非参照型・ファイルベース QC(品質検査)ソリューション「Aurora」(オーロラ)の最新バージョン 4.5を発表しました。
自動処理、非参照型・ファイルベース QC(品質検査)ソリューション「Aurora」(オーロラ)は、Windows ベースで動作し、Web ブラウザを通じてマルチプラットホームからアクセスできるアプリケーションです。新バージョン 4.5 によって、従来では QC ツールによる解析が不可能であった Canopus HQ/HQX コーデックの解析を可能にし、編集後のコンテンツのフォーマット検査や品質検査を行うことが可能になります。
また、100 fps HD や 30 fps 4K コンテンツを含む JPEG2000 の GPU アクセラレーションにも対応しました。他にも、オーディオのノイズ検査も強化されます。
Aurora 4.5 は、2014 年 1 月末より当社(DPSJ) Web サイトのお客様専用ページ(要ログイン)よりダウンロードしてご利用いただける予定です(アップデータの利用はセレクトケア期間内である必要があります)。
Canopus コーデックおよび 4K 対応は、別売の有償オプション(価格未定)が必要になる予定です。
最新バージョンの特長(抜粋)
Aurora 4.5
- Canopus HQ/HQX コーデック・オプションの追加
- オーディオ・Wow/Flutter 検査の追加
- MXF ファイル内の ARIB サブタイトルトラックに対応
- その他機能の改善
Aurora (オーロラ)と Hydra Player (ハイドラ・プレイヤー)概要
Aurora は、主にメディアファイルが指定された仕様通りに作られているか、映像や音声にノイズが乗っていないかなどの検査を行うためのソフトウェアです。Hydra Player は、Aurora の検査結果とシームレスに動作するユニバーサル・メディアプレイヤーです。Aurora で検査可能なメディアファイルの再生と、検出されたエラーリストを受け取ってスムースな確認作業が行えるソフトウェアです。
ファイルベース QC ソリューションの必要性
現在、映像コンテンツの撮影から編集、加工、配信までファルベース化が進んでいます。ファイルベース化によって効率化や省スペース化、経年劣化の防止など多くの場面でメリットを享受できます。しかし、ファイルベース化によって生じる問題点もあります。ファイルの仕様が複雑且つ種類も多く、エンコードやトランスコードの処理過程でノイズなどが発生する可能性がある中で、生成されるファイルの数量に対して人間による確認作業負担が増大しつつあります。映像コンテンツの品質を保つために必要な工数や作業負担を軽減し、効率化する QC ソリューションのニーズが高まっています。
Aurora は、ウォッチフォルダから自動的にファイルを読込み、ファイルの種類や中身の情報によって分岐処理を行い、フォーマットやファイル構造、映像・音声上のエラーを検査して、検査結果のレポートを出力します。検査レポートから素早くエラー箇所を Hydra Player で確認でき、実務作業を考慮に入れた設計がなされています。Aurora の導入によって人間の負担を大幅に削減し、QC の正確性を向上させることができます。
各社の社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。
以上
■ 日本デジタル・プロセシング・システムズ株式会社とは?
日本デジタル・プロセシング・システムズ株式会社はデジタル映像の制作・配信・管理に関わる機器とソフトウェアの販売、及びソリューション提供を専門に行う会社です。 動画エンコードに関するプロフェッショナル企業として、エンコード関連機器や動画編集システム、合成及びVFX 関連のソフトウェアなど、海外の最新機器やソフトウェアを日本に紹介・販売しています。
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